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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第285回
スイング矯正


すっかり涼しくなりました。ラウンド予定がある方は台風が日本近海に発生したという報道が出る度にゾッとしている方も多いと思います。
秋晴れのゴルフは最高ですからね。

今週行われた日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯、いやぁ強いです。優勝は東京オリンピック銀メダリスト稲美萌寧プロでした。
メダリストの実力は伊達じゃないです。横綱ゴルフを感じます。どこまで勝つのか楽しみですね。彼女のような強いプロが1人いるだけでツアーが盛り上がります。まだ22歳これからも応援します。

さて、男子では先週のフジサンケイクラッシックに興奮しました。
やっぱり好調そのままに石川遼プロが来ましたね。最終的に今平周吾プロに逆転を許し、優勝には届きませんでしたが上り調子であることには変わりないと思います。
次はやってくれるでしょう。

もう1つ気になったのは、最終日一緒にラウンドした池上憲士郎プロです。ウエィティングからのラッキー出場だったのですが最終日最終組と大活躍。
しかし「あれっ?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
プロにしてキャディ無し。レギュラーツアーの最終日最終組のプロで自分でカートを引いてラウンドする選手を見たのは初めてでした。
新型コロナ禍でツアーでのセルフプレーが認められてるらしいですが、富士山の芝目やら標高1000mでアップダウンもきつい難関「富士桜CC」ですからね。
このコーナーでもキャディの重要性をご紹介しましたが、全ての判断を自身でせざるを得ない状況になります。心細いというか寂しいというか・・・。
今平プロとは同年齢でラウンド中の会話はあったでしょうが、それと勝負は別です。
もちろんプロですし、練習ラウンドでコースチェックを入念に行って出場したとは思いますが、毎日ピン位置は違うし、雨交じりのコンディションでしたからなかなか厳しい状況だったのではないかと察します。それでも石川プロと同スコアで2位は立派です。これからの活躍にも期待したいですよね。

さて今回は「スイング矯正」に関してです。
最近の石川遼プロのトップ位置がかなり低く抑えられてフラットになっていることにお気付きの貴兄も多いと思います。
解説者はまだスイング矯正が上手く行ってないだの完成にはもう少し時間がかかるだのと色々説明しています。

香西プロ、もちろん日々戦うプロと我々アマチュアでは その意味は全く異なるのかもしれませんがいかがでしょう?

はいプロの矯正とアマチュアの矯正は少しフェーズが違うと思います。

プロの場合は使用クラブの変更やケガや故障などをきっかけに専任コーチを付けて行うケースが多いです。
アマチュアは基本が間違っているから矯正よりも“修正”するケースと加齢による体の変化をスイングで補うということが中心になります。
いずれにしてもスイング自体や意識を変えるのですから、ベテランであればあるほど余程の覚悟と時間が必要です。
ただ止まっているボールを打つゴルフでは、動いているボールを打つ野球等とは違い、例えアマチュアであってもプロのスイングと同様のスイングを作ることは可能ということです。大谷翔平選手の160km/sのボールをアマチュアはそう簡単には打てませんから。

また、スイング矯正は一人でやっても中々上手く行きません。プロが専属のコーチを付ける様にアマチュアにも目的に合わせた矯正に正しく導くコーチが必要です。

例えば石川プロ同様、手の位置が高いトップ(アップライトなトップ)から、手の位置が低いトップ(ややフラットなトップ)に変える様に矯正した研修生に自分ではかなり下げているつもりが、他の人が見たら少し変えた?程度の反応しかなかったという事実が何度もありました。それほど自分のフィーリングはあてになりません。誰もが見ても「スイング変わったね。」と言われた時、初めてスイング矯正の第一歩が始まるのです。

そのためにコーチを付けて目標を設定をしながら一緒に進みます。

また、アマチュアの皆さんはスイング矯正中にラウンドして結果がついてこない、それどころかチョロやダフり等のミスを連発したという報告をいただきます。スイングを変えているのですからミスショットが出て当然なんです。

矯正で優先順位の1番目はナイスショットを打つことではなく、今の本人に合ったスイングに修正していくことだということをしっかり理解してください。
ラウンドして、また元に戻ってしまっては意味がありませんので、ある程度のカタチができるまではラウンドは控えてもいいと思います。

ただ、矯正中もボールは打った方が良い場合もあります。
素振りだけなら誰でも短時間でスイングを変えることができます。ボールを打たないので意識がスイングに集中できるからです。しかしいざボールを打つとなると、スイングはすぐに元に戻ったりします。悲しいかなほとんどのゴルファーはボールを前にするとナイスショットを打ちたくなってスイングが元のスイングに戻ってしまします。
スイング矯正中は素振りだけでなく、失敗は当然と考えてボールを打ちながらの方が良いと思います。

ETGSではアマチュアの皆さんのスイング矯正や修正に関してポイントだけで見るのではなく全体像を見て目標を決めて指導します。付け焼刃のアドバイスでその場では直ったとしても、また別のところで悩みが出てきた時にその都度受けたアドバイスでまたスイングを変えてしまうと、別の悪い症状が出るなんてことも多いからです。
当スタジオにも色んなスイング矯正/練習器具が置いてありますが、それらの使用も同様です。スイング矯正器具だけでシングルになれたら皆さんが利用するでしょうし、我々インストラクターは不要になってしまいます(笑)。
スイングや意識の根本を変える覚悟がなければ前回お話しした通りショップ店員と相談してギアを楽なものに変えて即席で飛距離やプレースタイルを変えることはできます。ただ、これもスイングをポイントで見ての改善処理しただけにすぎません。最終の全体像を俯瞰しながら悪い原因を根本から見直して改善し、それを繰り返すことで初めてスイング矯正に繋がるんです。

プロでもスイング矯正するのに連日練習して最低2~3か月はかかります。
その後で実際のラウンドで実践調整をするのですが、長くゴルフをやっているプロだからこそ矯正に時間がかかるのは当然と思います。その時期を巷では「スランプ」と呼ぶわけです。

プロでも難しい矯正/修正をアマチュア会員の皆様にしっかり習得いただくためにETGSは1年間の会員制にして、その間ラウンドレッスンなどにもご参加いただいて作り上げています。

情報はネットの普及でいつでも数多く取得できる時代です。
アマチュア思考だと全てを取り入れようとして多くの情報に混乱してしまい成果に繋がらない状況を起こしかねません。自分を知って指導してくれるパートナーをセレクトして腰を据えて取り組むことが大切です。

ETGSのコンセプトはゴルフを長くやってもらうための指導をすることですから、年齢の変化にも対応できる様に全体を見ながら長期的な目線で堅実に自分のゴルフを創造したい方に是非お越しいただきたいです。

ありがとうございました。
いやいや、全てがごもっともです。

今回は特に勉強になりました。

皆さんも楽しいだけのゴルフライフで良いや、ではなく長くゴルフを全うできる正しいスイングを今の内から作っておいた方が良いかもそれません。

さて、秋のイベントも目白押しです。気になったモノはすぐにチェックです。

●10/6(水)
トーナメントコースに挑戦!
担当:内海大祐プロ
会場:総武カントリークラブ 総武コース

●10/13(水)~10/15(金)
高松ゴルフツアー 3日間3.5ラウンド
担当:香西成都プロ
会場:高松ゴールドカントリークラブ/志度カントリークラブ/鮎滝カントリークラブ

●10/20(水)
名門コースに挑戦!
担当:内海大祐プロ
会場:PGM石岡ゴルフクラブ

●10/28(水)
香西プロによる超スパルタ練習会
担当:香西成都プロ
会場:ザ・インペリアルカントリークラブ

●11/10(水)~11/11(木)
館山カントリークラブラウンドレッスン
担当:香西成都プロ
会場:館山カントリークラブ

 
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