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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第263回
イップスを考える


涼しくなりました。先週から今週頭には台風14号が日本列島をかすめていきました。台風が来る前は凌ぎやすさを超えて寒くなったり、一過で暑くなったり…。

国内シニアメジャー日本プロゴルフシニア選手権大や女子のスタンレーレディスゴルフトーナメントも短縮競技になりした。
こういう天候だと体調を崩したり、体の部位を痛めたりすることがありますのでラウンド前には必ず準備体操等をして体を温めてからスタートしてくださいませ。

コロナの状況もだんだん共存するためのルールがスタンダード化して、マスク、消毒、ソーシャルディスタンス等 当たり前の生活になってきています。
ただ、これから寒くなると暫くはインフルエンザ感染の脅威もあります。できることをしながら経済活動に参加していくのが我々のできる最低行為かなぁと思っています。

ETGSの秋のイベントも継続して続いています。
たくさんの皆様にご参加いただきありがとうございます。まだ少し空きがありますので、是非お申込、ご参加をお待ちしています。

さて、今回はイップスについてです。
ご経験ある方もいらっしゃると思います。

川村プロに聞いてみました。
私も経験があります。
一流プロでも、いや、一流のプロだからこそ突如なってしまう可能性のある“心の病”と言われています。
精神的なことが原因で起こると言われていますが、明確な治療法はなく、ゴルフ以外の競技でも度々聞かれる症状です。
きっかけになるのは不安要素で頭の中がいっぱい いっぱいになることです。過去の悪い記憶ばかりが重なり、それを払拭できなくなると体が思うように動かせなくなるんです。
その症状の時は不思議といいショットの記憶がなくなり悪いショットばかりが思い出され不安に苛まれます。

アマチュアもイップスになったらどうすればいいですか?

前提としていくら練習してもイップスは治りません。
いわゆる「努力」が通用しない症状なんです。
それは「結果を気にする」思考の積み重ねが原因です。
精神的な不安から、アドレス時に緊張で冷や汗が出て来たり、めまいがする人もいるようです。
身体が思うように動かない、ストローク中にスイングが止まってしまう。症状は様々です。
これは一打入魂の思いが非確的少ないからです。

「グリーンを外しても寄せれば良いや。」
とか
「グリーンにさえ乗せておけば、パターをきめてやる」等のポジティブシンキングができるからかもしれません。
不安やプレッシャーを引き起こす「絶対∗∗しなくてはいけない」の思いが軽いからでしょう。
我々プロの試合では1打が∗∗万円になったり、シード権がかかったりと、試合に出る度に不安やプレッシャーに押し潰されそうな状況続きですが、アマチュアの皆さんはもっと気楽に考えれば大丈夫です。

ただ、クラブ選手権やオープンコンペに参加する際はその限りではないと思いますが…。

イップスにならないようにするには思考が大切です。悪い結果を気にするより、その結果を生まない様にそこまでのプロセスに意識を向ければ良いんです。
イップスっぽい症状が出始めたら、しばらくエンジョイゴルフに徹して、その1打の結果を悪くしないようにするには何をすれば良いかを考えてプレーをするとだんだんイップスの症状は無くなってくると思います。
もう1つは「絶対∗∗しなくてはいけない」を逆に「絶対∗∗しなくてはいけないの反対をやるためにはどうすればいいかを考える」という思考があります。
例えば、
「このショットは絶対グリーン手前の池を超えなくてはいけない」を
「このショットで絶対グリーン手前の池に入れるにはどう打てば良いのか?」
を考えてショットに臨むことです。
実際に池に入れるショットをするわけではなく
「池を超すにはナイスショットすれば距離的には7番だから8番で打てば入ってしまう。ただ7番でも打ち損じたら池に捕まる。それなら思い切って6番でライン出しで打とう。」
これは“池を超さなければならない”という不安やプレッシャーを消す思考と言えます。

要は自分に課せられた目標レベルを別の方法を思考することで簡単にしてあげればいいんです。

このような思考を繰り返すことでイップスにはなりづらくなると思います。

この思考をイップスになりやすいドライバーのティショットやアプローチ、パッティングでも取り入れてみてください。

もう一度言います。
「自分のやらなくてはいけない行為を通常よりもハードルを下げたやり方で簡単にしてあげる」ということです。

ありがとうございました。

シングルになったばかりの私の友人は片手シングルになるために毎日自分に厳しい目標を課して練習ラウンドを繰り返していました。するとある日パッティングで全く手が動かなくなったというんです。もともと野球をかなりのレベルまでやっていて自信もあったんでしょう。
練習への取り組みもストイックな男でしたので、自分にプレッシャーをかけることには慣れていたのでしょうが、ゴルフに至っては自分でも全く予期しないプレッシャーがかかった様で思いもしない出来事だと語っていました。
私は彼に将来片手シングルになって何をし、それが人生でどれほど大切なコトなのかを話してもらったところ「それほど重要でもないのか…。」という軽い気持ちになり、暫し仲間と楽しいゴルフだけをしようと決めてから、不思議と症状は消えて普通にゴルフの上手いオジサンなりました。

総じて考えると、良かった時やできていた過去にばかり捕らわれて「俺ならできるはずだ」と考えるより少し未来を考えて、そのために回り道でも違ったやり方を思考すると精神的にはかなり楽になるんだと思います。

今、コロナ禍で絶望感を抱いて毎日を過ごしている方も、未来に向けてこういう人生や生き方もあるんだと考える方が気持ちは楽になります。
現実は厳しいかもしれませんが、ドラマ半沢直樹の奥さんを演じた“花ちゃん”こと上戸彩が云ってました。
「生きていれば何とかなる。生きていれば、何とかね」って。(これは今回の半沢直樹の名言1位だそうですよ。)

あなたがイップスになったら、川村プロと“花ちゃん”の言葉を思い出してみてはいかがですか?

最後に、先に話した私の友人は一度あきらめた片手シングルに無事になりました。本人の描いた未来予想図よりは時間がかかった様ですが(笑)

近々に決定したイベントです。
少し早いですが、埼玉校の年末コンペも決まりましたのでご案内申し上げます。

●11/21(土)
内海プロによるラウンドレッスン
担当:内海大祐プロ
会場:ザ・インペリアルカントリークラブ

●12/6(日)
第14回ETGS埼玉校コンペ
参加プロ:川村亨プロ 内海大祐プロ
会場:美里ゴルフ倶楽部
*例年コンペ後に行われるETGS埼玉校 忘年会の開催につきましては新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、今回開催せずゴルフ場にて簡単な表彰式のみとさせていただきます。

 
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