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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第243回
バウンスバック:立ち直り

12/8迄行われた、男子最終戦ゴルフ日本シリーズJTカップ 2019は面白かったですね。そこまで賞金ランキング1位の今平周吾とこのコーナーでも度々紹介する2位のS.ノリスの賞金王争い。その差は約1800万円。
タフな「東京よみうりカントリークラブ」は1ホールずつドラマを生みました。

優勝は石川遼。
通算8アンダーでブラッド・ケネディとのプレーオフに突入。
3ホール目のバーディーで決着しました。
しかも「史上最年少で獲得賞金10億円突破」のおまけ付き。

解説には、佐藤信人、田中秀道、丸山茂樹、そして青木功プロ等、そうそうたるメンバーでリレー解説してましたが、コメントも「こんなわくわくするメジャー戦は久しぶり」と口を揃えていました。

途中首位がコロコロ入れ替わる展開で、ゴルフでいうのはちょっと変ですが、まるで「くんずほぐれつ」。
今年の最終戦に相応しい素晴らしい試合でした。

この試合でも惜しくも2位だった今平周吾が史上5人目の2年連続賞金王が決定しました。

参加プロの皆様、エキサイトな戦いを見せていただき本当にありがとうございました。


さて、今年ゴルフ界で流行したワードの1つに「バウンスバック」があります。

もう皆さんはよくご存じと思いますが、念のため説明しておくと

*ボギーかそれより悪いスコアとしたホールの直後のホールで、バーディーかそれより良いスコアを獲得すること、またはその確率。

ということです。

横田プロは言います。

今年、渋野日向子プロが脚光を浴びたのは、全英女子で43年ぶりに日本人選手として優勝したことに加え、このバウンスバック率が断トツ1位ということが挙げられます。

彼女は前のホールでボギーをたたいても、次のホールへの移動でギャラリーの方に笑顔で応えたり、駄菓子を食べたりして前ホールの悪いイメージを上手に消化しています。

アマチュアの方は前のホールで大叩きしてしまうと悪いイメージが残ってしまい、その状態を引きずったままプレーし、また同じようなミスを連発することがあります。
ゴルフは精神的な影響が大きく出やすいスポーツです。
その中で、いかに早く悪いイメージを払しょくできるか、気持ちの切り替えができるか がスコアを左右します。

バウンスバック率が高い選手は、悪いスコアでホールアウトしても、すぐに立ち直ることができる選手ということを意味していて、ミスを引きずらない気持ちの切り替えが早くできる選手ともいえます。

その点、先のS.ノリス選手は先の試合で、3日目の5番のトラブルでダボを打った後の精神状態を元に戻すのに時間をかけすぎた結果スコアキープできなかったんでしょうね。
6番でホールアウト後、ボールを投げるなどのラフ行為は感心できなかったですね。

バウンスバックで思い出すのは、2000年のアメリカ男子プロゴルフツアーで全盛期のタイガー・ウッズが、36.51%という驚異的な数字でバウンスバック率1位に輝いていたことです。
これはボギー以上を打った次のホールで、3回に1回以上はバーディー以上を奪っていた計算になります。
やっぱり、タイガーは別格です。

アマチュアの皆さんも、大たたきした後は精神状態を落ち着けるのは大変でしょうが、渋野選手を見習って自分なりの精神状態安定法を見つけてください。

ありがとうございました。

来年はETGSのコンペでも笑顔でラウンドするゴルファーがプロアマ問わず増えるかもしれませんね。

さて、今度の日曜日12/22はETGSの今年最後のコンペ&忘年会です。

今年の悪いことを払しょくできるように、皆さんと楽しい催しになることを祈っています。嫌なことがたくさんあった皆さん、バウンスバックして臨みましょう。

参加できない皆様、来年もこのコーナーでお会いしましょう。

佳き年をお迎えください。

 

 
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