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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第242回
段差のあるグリーン攻略法

寒いです。師走ですから。1年が早いです。

いよいよツアーも終盤戦。
「大王製紙エリエールレディスオープン」は私の推しの鈴木愛選手が渋野選手の逆転優勝に阻まれ、先週は2位。それでも立派!

そして集大成となる最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では韓国のペ・ソンウ選手の優勝で私の予想通り、鈴木愛選手が‌賞金女王に決まりました。
渋野選手は2位で、約757万円差で及ばず。

しかし、今年のLPGAは最終戦までもつれた賞金女王争いだけでなく、渋野選手の全英優勝、黄金世代の台頭等、多くの話題でわくわくさせられました。

男子は「カシオワールドオープン」で2010年と15年の賞金王、韓国のキム・キョンテ選手が3年ぶりの優勝。怪我に泣かされた3年間の苦労も語っていましたが、見事な復活でした。

来週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で今年の賞金王が決定しますが、私の本命はS.ノリス(南アフリカ)選手かなぁ・・・。日本人としては今平周吾選手を応援したいんですが、今回の試合でもホストで最終日一緒だった石川遼選手が「ノリスが凄すぎて・・・」と語ってましたからね。あのカラダだけ見ると、ラグビーのワールドカップを思い出させます。

そんな中、先々週に行われた男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ 2019」はすごかった。
東北福祉大3年生でアマチュア参戦した金谷巧実選手がアマチュアとしては倉本昌弘プロ、石川遼プロ、松山英樹プロに続きの4人目の優勝。
立派でした。本当にかっこよかったです。

優勝を決めたのは、前述したS.ノリス選手と-10の同スコアで迎えた最終ホール。
ティショットの飛距離がノリスに20Y以上アドバンテージをとられた時には「やばい」と思いましたが、金谷選手が果敢に打った2打目が2段グリーンを駆け上がり2オン。
一方、ノリスの2打目がグリーンオーバー。

行けるのか?
ところがノリスはなんと奥からパターで、1m弱に寄せるというナイスアプローチ。

ところが、金谷選手は10m程もあるイーグルパットをカップイン!
優勝を決めました。

観衆は大歓喜でした。


この一連の流れに、内海プロがアマチュアも是非参考にしたいコメントをくれました。

金谷選手の勝因は2段グリーンのカップ面に乗せたことでしょうね。
これが下の段だったら、距離感に迷いが出てしまったと思います。

*アマチュアは段差のあるグリーンではどんなことに注意すればいいですかね?

ミドルアイアンなどで距離のあるショットでグリーンを狙う場合は「運」もあります。

ただショートゲームの場合は注意できることは多々あります。

普段から練習して距離感覚を養うことはもちろん大切です。
下から打つ場合と、上から打つ場合では難易度が違います。やはり下からの方が距離は合わせやすいと思います。
アプローチを下から打つ場合に簡単な対処法は距離感がピンときたら、1番手上げるだけで同じ距離感で打つのが簡単対処法です。もちろん、ピン位置にもよりますが。

ただ、グリーンのパッティングとなるともう1つの配慮が必要です。大きな段差ばかり気にするとそこに意識を奪われすぎて、ピンの先や手前の傾斜を甘く見がちです。
そこにも配慮が必要です。
例えば下から打つ場合は段を上るだけの距離に手前と先の傾斜を「+」「-」しないといけないということです。

上から下りを打つ場合はよりナーバスになります。通常の距離感に長けているなら、少し芯を外してその距離感で打つのが簡単な対処法ですね。

しかし、この辺も経験値になります。

ノリス選手がパターでナイスアプローチできたのも、彼がパタ一が1番寄せやすいと直感したからでしょうね。これが経験値なんです。

アプローチ、パッティング共に言えるのは、「できないことを無理してしない!」が大切です。

自信がなければ、パッティングならカップのある段に置けばOKと考えたり、ショットやアプローチの場合も上の段なら少し大きくてもOKなど、自身の潜在能力と経験値を活かして目標を少し広くして対処することをお勧めします。

何度も言うように「距離感は経験値」です。そのためにもラウンドで豊富な経験を積んだ方、加えて状況を察知する脳力を発揮した方が良い結果を残すということになると思います。


ありがとうございました。

私も段差のあるグリーンは最も苦手の1つです。色々考えて”雁字搦め”になってしまうより、これぐらいと素振りで決めて、さっと打つ方がうまくいってるケースが多いかもしれません。
月一ゴルファーは経験値が豊富とは言えない分「できないことを無理してしない!」の言葉が最後まで身に沁みました。

皆さんも段差のあるグリーン練習場があれば、進んで練習しておきましょうね。

 

 
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