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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第238回
クラブの進化と推奨グリップ

10月はまさにゴルフ最適シーズン!
毎朝気持ちイイです。

でもまだ少し残暑が残って汗をかきますね。
秋らしさを感じるにはもう少し時間がかかりそうです。

そんな中、またあの”渋子”こと渋野日向子プロがやってくれました。

先週のデサントレディース東海クラシックで8打差をひっくり返す逆転優勝!

これで獲得賞金も1億円を突破。現在は申ジエ選手に次いで2位ですが賞金女王も見えてきました。

しっかし、話題に事欠かない女子プロですよね。

素晴らしい!

今週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは初優勝の柏原明日架プロに持って行かれましたが、疲れも出てるんでしょう。本人も最終日3つ潜って通算-1で15位。これでも立派な成績です。

毎回、渋子の話題ばかりですが、今回も少し彼女いや女子ゴルファーに多く、アマチュアゴルファーには大変参考になるお話です。

川村プロお願いします。

はい、今回はグリップの話をしますね。

先日、入会1期目の埼玉校の女性会員様のレッスンの際の話です。

その方はどちらかというと非力で、特に体幹が強いわけでもない、50代後半、一般の女性です。

お持ちのクラブは女性用の比較的軽めのスペック。ドライバーの重量は265gでシャフトはLの44.5インチ、450㏄のデカヘッドです。
このスペックはアマチュア女性ゴルファーでは結構いらっしゃいますが、問題はその方のグリップでした。

”ウイークグリップ”だったんです。

あわせて、インパクトに向かってバックスイングで開いたフェイスを手首を返して打つ開閉スイング。

もちろん、これで真っ直ぐ飛べばいいんですが右に左に球筋が安定しません。

実はお若いころはパーシモンのドライバーをお使いで、このスイングで150Yから170Yぐらいは飛ばしていたそうです。
暫しゴルフから離れていた様ですが、ご主人や娘さんと一緒にラウンドしたくて再開。
クラブも今風に変えて、スイングだけは昔のままで臨んだところ???というのです。

これは、まずは2か所の修正だけで随分改善されると思ったので、早速アドバイスしたのが”ストロンググリップ”への変更でした。

皆さんはもちろんご存じの、左手の親指と人差し指で出来るV字が右肩を指すぐらい被せて握るやつです。
これにかえてバックスイングをフェースを開かないでシャットに上げること。
この2点だけアドバスして振ってもらいました。

これだけで飛距離の数値は何と10Yアップ。
更に1つ。
まだ右にふける球筋でしたのでトップを浅めにしていただき、そこで左手の掌屈(手のひら側に手首を折る)を意識してもらいました。
これでトップでフェースが開かないようになり右に行くケースも少なくなりました。

最後にもう1つアドバイスしたのはハンドファーストでインパクトすることで、フェースローテーションをしないハンマー打ち方に変えたのです。

30分くらい自己練習した後、再度飛距離を測定すると飛距離が更に+5Y伸びました。

ご本人はマジックだと仰っていましたが、いやいや、もちろん理に適ったことだけをアドバイスしたんです。

1つは、デカヘッドはシャフトの軸線からヘッドの重心が遠い重心距離の長いクラブになっています。だからクラブの開閉でスイングするとインパクトでクラブがスクエアに戻りづらくなります。特に非力な女性には顕著に表れます。

そこで、トップまでクラブが開かない様なシャットなバックスイングをして、インパクトでハンドファーストを心がければ、おのずと曲がらない球筋になるってことです。

お若い頃にパーシモンでゴルフを憶えて、最近新しいクラブで復帰されて方は、この傾向が強いです。
もちろん、ETGSに”S”プロという日本のドラコン女王がいますので、そういう女性には一概にこち打ち方はお勧めしませんが(笑)。

我々としては1人でもゴルフを長く続けていただきたい。
年齢を重ねれば、おのずと飛距離も落ちる、特にドライバーの飛距離が100Y近く落ちたら、やる気も失せますよね。

それを補うためにギアは進歩してもそれに対応したスイングを身に着けないと効果は出ないわけです。

話題の渋野プロもソフトボール経験者で普通の人よりは体力で上回っているでしょうが、ストロンググリップです。
彼女に限らず、女子プロはほとんどがストロンググリップで今のクラブの優位性が発揮できるスイングでゴルフをしているということを憶えておいてください。
これは、年齢が70歳を超えた一般男性にも言えることだと思います。思い当るふしがあったら改善してみてください。


ありがとうございました。
私も40年前、marumanのパーシモンクラブでゴルフを始めて、あの打感がたまらなくてDUNLOPのバラタ糸巻きボールでゴルフをしていましたが、メタルクラブの普及で大きめのクラブに変えて、ややストロング、チタンヘッドに変えて超ストロングに変えました。川村プロの言う通りグリップやスイングを変えないとスライスばかりでゴルフになりませんでした。

ゴルフクラブは進化しています。思い込みは禁物です。そんな時はETGSのインストラクターが必ず良いアドバイスをしてくれますよ。

さぁ、ハイシーズンに向けてレッスンを続けてくださいね。



 

 
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