ようやく「涼しい」って感じになりましたね。
ETGSは10月8日から10月14日の昨日まで秋のイベントウィークでした。
帯同した各プロがその様子をブログに挙げてくれると思いますので、お楽しみに。
さて、日本ツアーは男女ともに佳境になってきました。
先週行われた男子メジャーの2018年 日本オープンゴルフ選手権競技ご覧になりましたか?
また、新生が登場しましたね。
日本大学2年で若干20歳の桂川有人君です。
2日目には単独トップに浮上。
167㎝と決して大きい身体とは言えない彼が、その日は65で周り通算8アンダーは立派でした。
その重圧からか、3日目は78と崩れ、終わってみれば33位でしたが、凛々しい顔つきにはこれからのスター性を感じました。
結局優勝は3打リードの単独首位から出た稲森佑貴プロ。
ツアー初優勝をメジャーで飾リました。
稲森プロも169㎝と小柄の方でしょう。
稲森プロや桂川君の様に小柄でも飛ばす人っていますよね。
飛ばしのために時間があれば筋トレばかりしているMっけのある友人が私の周りにもいます(笑)。
ただ、「身体を鍛えていれば飛ばせる」はイコールではないコトは皆さんもお分かりと思います。
ドラコン女王の齊藤プロは飛ばしは回転スピードとミート率だと強調しています。
ETGS会員様の高齢者から非力な女性まで飛ばしに関して幅広く指導するその齊藤プロに、小柄で非力でも飛ばせる”コツ”を伝授いただきました。
齊藤プロ
年齢、性別で人によって持つ力に差があるのは仕方ないことですが、持ってる力を十分に出せているかと**を使えているかは大切です。
**は
「反発力」を使う。
です。
地面を踏み込む力です。
地面を強く踏み込むと、下から上に大きな力が働いて、持っている力を高める役割をしてくれます。
コツは、スタートからトップまで右足を踏み込む勢いで下半身からバックスイングをスタートしてください。
右の壁をスゥェイさせなければその反動で上半身がしっかり廻っていきます。
そこからダウンスイングの始まりにも左足で地面を踏み込んでみてください。その際の注意点は
腕は極力何もしないこと。
そして、下から順番に動かすことです。
膝、腰、肩、そして腕。
左足の踏み込みをきっかけに、バックスイングと同じように下の部位から戻して行くと脱力した腕は自然に最後に降ろされます。理想的な下半身リードで回転できます。
また力強い踏み込みによる左右の反動は下半身と上半身に大きな捻転差も作ってくれるので、飛ばすための回転力をサポートしてくれるという訳です。
ただ、アマチュアゴルファーは左右の踏み込みを勢いよく行うと状態が伸び上がる悪い癖が出やすいので、股関節から上の上下運動は不動にして回転していく意識で練習することが必要です。
また、左右の踏み込む力は均等にすることも大事です。どちらかが強いと身体の軸に対して均等に力が働かないので、バランスを崩してしまい回転スピードが上がらず、飛ばしに繋がりません。
e-アイアンなど短めで重いクラブで自分ができうる精一杯の左右均等の踏み込み素振りを練習してください。
とのことでした。
若いころは体も柔らかく身体が回転できていたと思ったのですが、齢をとって体力が落ちていると同時に柔軟性も落ちている実感があります。
”他力本願”=”地上からの力に頼る”
に恩恵をいただき、少しでも飛距離アップできるスイングを身に着けたいと思います。
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