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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第212回
鉛貼チューンナップ

9月になりました。

今年は台風が多いです。日本各地で被害が報道されています。

被害にあわれた方にはお見舞いを、そうでない方には注意喚起をさせていただきます。

 

さて今回は「鉛」についてです。

最近では、クラブを購入する際はショップで試打をして自分のヘッドスピードやスイングにあったクラブをクラフトマンと相談してセレクトして購入する環境が充実していますので、購入後すぐ鉛を貼ることは無いと思います。

 

ただ購入後、暫しゴルフから遠ざかっていると、購入時のスイングができなくなったり癖が変わったりとスイングが変化していることで、ショットが安定しなくなったご経験もあると思います。

 

そんな時に簡単に役に立つのがクラブヘッドに鉛を貼ってクラブの性能を調整することです。

 

ご経験のある方もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

基本的な貼り方は皆さん、ご存知と思います。

 

先に記した、ヘッドへの付着は分かり易いんですがシャフトに貼る経験は少ないのでは?

 

身体の変化も早いジュニアの指導もしている山梨校の開地プロにそのポイントを聞いてきました。

 

ジュニア、特に中学生から高校生に上がる際は体力やパワーが急に上昇します。

それまで使用していたクラブの性能が合わなくなってくるさえたる時期と言えるでしょう。

軽すぎると手でクラブを扱う悪い癖が身に付いてしまいます。

 

クラブは高価なモノですし、早々買い替えられないので暫定的に鉛を貼って凌ぐことがしばしばあります。

 

基本的なポイントをお話しします。

 

まず、鉛を貼る前に幾つか注意点をお話ししますね。

 

・クラブフェイスに貼るとルール違反になりますので絶対に貼らないでください。

 

・鉛を貼る際は、貼り付ける部分の汚れをきちんと落してから貼りましょう。

 

・鉛の特性上、強く押し付ければ若干のばすことはできますが、裏面の粘着テープの部分は一定以上には伸ばすことができませんので曲面に強く伸ばして付着したら剥がれやすくなることがありますので注意してください。

貼り付けた際、角をつぶしておくと剥がれにくくなります。

 

●ドライバー、FW、アイアンに貼る際の基本

 

<スライスを矯正したい>

・ヘッドのヒールサイドに貼る。

・バックフェースのヒール寄りに貼る。

→重心距離が短くなりコントロール性が高くなります。

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<フックを矯正したい>

・ヘッドのトゥ寄りに貼る。

・バックフェースのトゥ側に貼る。

→重心距離が長くなるのでヘッドの軌道が安定します。

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<ボールを上がりやすくしたい>

・ソールの後部に貼る。

・バックフェースの中央の底側に貼る。

→重心深度が深くなり、ボールが上りやすくなります。

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●パターに貼る場合

 

・フェースの反対側に貼る。

→ストロークが安定し、ボールの転がりが安定します。

 

・ヘッドのトゥとヒール側に貼る

→高重心になり転がりがよくなります。

 

・ソール部分のトゥとヒールに貼る

→ヘッド安定し真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ戻しやすくなります。

 

この辺は皆さんご経験があると思います。。

 

●シャフトのグリップ側に巻く様に貼る

 

クラブヘッドに鉛を貼ることは一般的になっていますが、シャフトに貼る行為はあまり普及していない気がします。

実はクラブのバランスを変化させず重量だけ増やし、クラブの特性を引き出すための手軽なチューンナップとして手軽な方法なんです。

切り返しでの打ち急ぎのミスも軽減できますし「手元側を少し重くする」ことで、ダウンスイングで手元が浮きづらく、ミート率をアップすることにも有効です。

齢を重ねて、チョっとクラブが重く感じた方は「振る」ではなく「振られる」ぐらいの感覚で手元側に鉛を貼ってクラブ全体を重くすることで、手先でなく身体を使ったスイングをしようとする良い傾向になることもあります。

クラブが軽い方が確かに楽ですが、自分の力ではなくクラブに仕事をさせるために”鉛を貼る”という小細工も考えてみてください。

 

ただ、その貼り方や貼る場所を間違えるとクラブ全体のバランスが変化して目的を逸脱する可能性もあります。

遠慮しないで、我々に聞いてから実行してくださいね。

 

 

ありがとうございました。

 

最近ではヘッドに貼るタイプとシャフトに貼るタイプで専用のモノがある様です。

新しいクラブの購入はチョット…という方、廉価にチューンアップできる「鉛貼チューンアップ」を是非試してみてはいかがでしょう。

 
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