9/25"ゴルフ界のキング"ことアーノルド・パーマーが87歳で亡くなりました。
彼は、マスターズ4勝を含むメジャー通算7勝。PGAツアーは通算62勝で歴代5位。 ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーとともに"ゴルフ界ビッグ3"として近代ゴルフの礎を築いたプロゴルファーだと思います。
"アーニー"の愛称で親しまれアメリカでは絶大な人気を博しました。 記録もさることながら、そのプレーでの記憶がたくさんのゴルフファンを魅了し、ゴルフ人口拡大にも貢献した方だと思います。
お馴染の傘をモチーフにしたブランドは、最近 女子高校生が「可愛い!」ということでも人気だそうですね。
心からご冥福をお祈りします。
もう一つのニュースは昨日終了した、2016年「日本女子オープン選手権競技」国内メジャーで 17歳 263日の高校生 畑岡奈紗さんが優勝!メジャー初優勝の年少記録を更新しました。 前日も15歳アマチュアの長野未祈さんがトップで終えて話題になりましたが、優勝したのは別のアマチュア高校生だった訳です。 どちらにしても、2020年の東京オリンピックに向けて嬉しいニュースですよね。 低迷するゴルフ界には朗報です。
さて、今回は「スライスを考える」ですが 横田プロが今年4月に主婦の友社 から出した著書 『「いいスライス」がスコアアップの近道 日本人の8割がスライサー。 』 でもスライスを上手に使ってスコアアップの武器にする方法が記載されています。 内容に詳しく言及することは、売れ行の妨げになりますので(笑)遠慮しながらその内容をご紹介しますね。
ポイントは
●いいスライスか、悪いスライスかを確認する ●いいスライスは直さなくていい ●体重移動でスライスは簡単に操れる ●スライスでも250ヤードは飛ぶ ●OBしないスライスの打ち方がある ●スライスはコントロールしやすい ●持ち球がスライスのシングルは多い
となっています。
横田プロは豊富なレッスン経験から日本人の8割以上がスライサーだと言います。
スライスは「飛ばない」「格好悪い」というマイナスイメージが強いですがスライスを「使えるスライス」に変えるための「いいスライス」の打ち方があります。 スコアを縮めるのもドローよりスライスの方が良いです。 と言っています。
また、ラウンド中に無理にスライスを直そうとするのは「逆球」出てスコアを崩すトリガーになり最悪の結果をもたらすのでやめた方が良いんです。
もっとわかりやすく言うと、
スライスから安定したフェードを持ち球にする。
ことが大事だということです。
スライス球は強く振れば振るほどカット軌道になりスピンが増えて止まりやすいということを覚えてください。 ショートホールのティショットやグリーンを狙うショットではその特性を知って、狙い通り打てて落ち所が良ければグリーンオンしてから止まりやすいとも言えます。
それを知ってコース戦略を立てれば必ずスコアアップに繋がります。
ただ、いわゆる予測不能で大曲りする「どスライス」は矯正しないとダメですけどね。
その辺の詳細も本に書かせていただきましたので、是非買って読んでくださいね。
確かにプロゴルファーの飛ばし屋はほとんどドローヒッターという概念がありましたが、米国ツアーの飛ばし屋 ダステインジョンソンやバッバワトソンもあれだけ飛ばしてフェード系ですから一概には言えませんね。
アマチュアゴルファーは
スライス→安定フェード
にして武器になるように技術を高めて行くことが大切ということですね。 |