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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第164回
初優勝に必要なこと
リオデジャネイロオリンピックもいよいよ後半戦。日本人選手のメダリストが数多く誕生しています。
ゴルフ競技は男子が昨日終了。112年ぶりの金メダルは初日 五輪史上初のホールインワンを達成したイギリスのジャスティン・ローズが通算16アンダーで奪取しました。
日本代表の池田勇太プロが通算3アンダーで21位タイ、片山晋呉選手は通算8オーバーの54位というチョット残念な結果でした。

一方、8/8 米男子ツアー「トラベラーズ選手権」では46歳のアメリカのジム・フューリックがスコア「58」を達成。2010年石川遼選手が達成した世界最小スコアタイと並ぶ記録を出しました。

最近のゴルフにまつわる多くのニュースの中で、8/5 ETGS所属 岸部桃子プロのステップアップツアー「九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメント」での初優勝は関係者にとってはこの上ない喜びでした。
本人は今週末8/19から始まる「CAT Ladies」から4試合 レギュラーツアーに参戦します。
ここでまた高みを目指して戦う訳です。
女子プロゴルファー約1,000名ともいわれ、更にその中から選ばれたトーナメントプロの中で、ステップアップとはいえ優勝を経験できるプロは一握りです。
プロになったその日から誰もが優勝を目指しているわけですから、技術/実力はもとより運や体力も重要な要素だと思います。

桃子プロの祝賀会で師匠の横田プロは
「自分はツアー優勝出来なかったけど、優勝したプロのコーチになれたことが嬉しい。」
と言ってました。

横田プロを含めてETGSのコーチ陣も優勝できる方法を知ってる人は誰一人いないと思いますが、優勝者に共通して備わっていたことや備えるべきことへのアドバイスを聞いてみました。

人一倍練習をすることは当たり前ですが、それだけで優勝できるなら誰も苦労しません。私が思いつく要素とは

・技術はもとより、ハードなセッティングでも戦い抜くことができる体力を付けておくこと。

・どんな状況でも冷静にジャッジできる判断力があること。

・怪我をしないことと、その怪我を直す治癒力に優れていること。

・お互い切磋琢磨できるライバルに恵まれていること。

・自身を客観的に見てベストのアドバイスをしてくれるコーチに指導してもらえる環境にあること。

等が思いつきます。

必要な要素を挙げていけばキリがないですが、その中から最も重要となる要素は「優勝を何が何でも掴み取ってやる」という"意思の強さ"だと思います。
その強い意思こそが人をさらに高みに導き、試合の勝負どころで結果を大きく決める重要な要素になるんだと思います。

しかしこの意思の強さは時に選手の"気負い"にもなり、悪影響を及ぼすことがあります。ましてそれが初優勝となれば顕著に出ます。「今回こそは」という気持ちは緊張を呼び、普段通りの動きが出来なくなる要因になります。それまで安定していたプレーを嘘のように乱してしまうことにもなるんです。

優勝争いを数多く経験を多くしている選手はそんな時こそ、インタビューでは「優勝は意識しないようにゼロからの気持ちで自分のゴルフをするだけです。」と声に出して自分に言い聞かせます。
矛盾ですが、優勝したいからこそ優勝を考えてはいけない。そんなジレンマと戦っているんです。

松山英樹プロは 度々その精神力の強さが無頓着の様に言われますが、決して無頓着ではなく「フリをしている」だけだと思います。
もっと、複雑で強い想いが彼を形成しているはずです。

ETGSでも、これからもっと強い岸部桃子プロを育てていくと同時に、彼女に継ぐ世界に通用するプレーヤーを育てたいと思います。

はい、私も期待しています。

リオ五輪では男子は残念でしたが、17日からは女子がスタートします。

世界で戦う日本代表を皆で応援しましょう!

そして、是非メダリストになった選手の魂のコメントを聞きたいと思います。
 
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