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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第120回
コックとヒンジ
大型の台風19号がやっと過ぎて、関東地方にも秋晴れが戻ってきました。
ただ、今後も強い勢力を持った台風の日本上陸の可能性はありますので、皆さんもご注意くださいませ。

ETGSも秋のイベントウイークが終了しました。

参加の皆さんはそれぞれ、たくさんの思い出ができたことと思います。
私も10/6(月)~10/9(木)まで栃木県 さくら市のベルセルバカントリークラブで行われた「密着ラウンドレッスン合宿」の取材に行ってきましたので、後日他のイベントと合わせてご紹介できると思います。お楽しみに。

さて、今回は皆さんが勘違いや、わかっていても上手にできないコックとヒンジについてです。

埼玉校の紅林インストラクターに聞いてきました。

コックをうまく使っていると思っているのに、実際は「ヒンジ」になっているアマチュアは大勢います。
簡単に言うとコックは「手首の縦の動き」で、ヒンジは「手首の横の動き」を言います。

コックはバックスイングで手首を親指側に折る使い方です。
アマチュアの多くはコックをしてくださいというと、手首を手の甲側に折ってしまいます。
これだと力強いインパクト、すなわちボールをしっかり叩く行為に繋がりません。
ハンマーで釘を打つ時に正確に力強く叩くには手首を甲側に折らず、まっすぐして親指側に折れた手首を戻す感じで打っていると思います。
理屈では分かっていても、そのようにできていない人が大半です。

指導を受ける中で考え方は様々です。
・「右手はコックというよりヒンジで良い」
・「右手は甲側に折らずに上へコックするのが正しい」
・「コックとヒンジが合わさり斜めの方向に動く」
etc.

これでは何が正しいのかわかりませんね。

その言葉尻だけを捉えるからです。

バックスイングでヒンジしすぎるとフェースが開き過ぎてインパクトでスクエアにクラブを戻せない人にヒンジの意識を指導をする指導者はいないし、ヒンジしない為にトップで左手甲が折れてシャフトがクロスする人にコックを指導する指導者はいないはずです。

要は正確に強く叩くために、その人の悪い癖を見抜いて、我々は指導しているんです。

何故、そのような動きが必要で、どうしてその動きになり、だからどのような結果が得られるのか?
を知りたがるよりは、悪い癖を直すにはコックとヒンジのどちらを強く意識すればよいかのアドバイスを聞いて実行してください。

また、コックとヒンジはグリップとも大きく関係してきます。
ストロンググリップの方がウイークグリップに比べてバックスイングでヒンジになりやすい方が多いようです。
正確に言えば、スイング中にコックもヒンジもその使い方で色々な打ち方のバリエーションが可能なのですが、コックの苦手な方が多いアマチュアの皆さんは、まずは指導者である我々の指示を聞いて、正確なコックを覚えてください。
あまりストロンググリップを強めないで、グリップをウイーク気味に握って正確なコックでスイングすることをお勧めします。

コックとヒンジがバランスよく使われたスイングが自然にできるようになれば、複雑な意識は必要なくなりますよ。


そのためのコツを1つ伝授しますね。
プロがラウンド前に両手を組んで360度ぐるぐると回しているシーンを見かけますよね。

これは、手首を柔らかくすると同時に「意識した手首の動きを実践できる準備をしている」んです。

コックだのヒンジだのを色々意識する前に指導者が指摘した手首の動きを再現できるように、準備しておくことの方が大切です。

ありがとうございました。

私もコックしているつもりが、ヒンジになっていることが多かったのですが、手首を柔らかくして、グリップをあまりストロングにしないで、左手のコックを意識した縦振りにしたら自然なコックで打てました。
タメ(っぽい)ことができるようにもなりましたよー。(嬉)

指導者は単純にグリップを直しているんじゃなくて、その人のフェイス面の使い方や、悪いスイング癖を見抜いた上でサクッと修正しているんですね。


今回は、目からウロコでした。

知識を持つことは大切ですが、再現できなくては意味がありません。まずは身体づくりが大切だということを改めて思い知らされました。
 
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