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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第115回
飛んで曲がらないスイング
すっかり、猛暑になりました。
皆さんもさぞ キツーイラウンドを強いられていると思います。

今年3回目のメジャー「第114回全米オープンゴルフ」はご覧になりましたか?
選手の多くはセーターやウインドブレーカー等を羽織っていて少し羨ましく感じました。

優勝は初日からトップを維持し、ワイヤー・トゥー・ワイヤー (Wire-to-wire)で
ロリー・マキロイ(25)がメジャー3勝目を挙げました。
これで、メジャー4大会制覇「グランドスラム」に大手をかけるカタチになりました。

今回マキロイの攻め方が、他の選手と違っていたのがドライバーの多様です。
同じコースで2006年に行われた大会を制したのがタイガー・ウッズでしたが、彼は4日間でドライバーを1度しか握らなかったというのは有名な話しです。

今回の大会でも各選手がユーティリティやアイアンを多用していたことは皆様もお気付きだったと思います。

では、なぜマキロイはドライバーを多用したのか?
内海プロに聞いてみました。

それは、一言で言って自信のたまものでしょう。
もちろん、出場選手は各国の超一流です。でも、あのコース(ロイヤルリバプールGC)のフェアウェイの狭さとサイドのラフ、基ブッシュを見たら誰でも手が縮こまってしまいます。
安全第一主義があのコースが選手にもたらすプレッシャーなんです。
しかし、マキロイは飛んで曲がらないスイングを完全に手に入れて臨んだんだと思います。

そのドライバーショットのポイントは何ですか?

太い軸です。鋭い動きを支える太い体幹がスイングの身体と腕の動きを一体にしています。
同調と言えばいいのかな。
アドレスで左脇だけをしっかり締めておいて、腕は脱力。その状態で体幹だけでクラブが地面と平行になる迄テークバックしています。
そこからコックと右肘のたたみだけでトップができます。

その後ダウンでも左の腕が地面と平行になる迄は重力に任せて戻しています。

彼の凄いのはここから。

一気にリストを解放して、右腕に左腕を追い越させるというスイングです。

要は「腕を使わない~腕を使う」を上手に組み合わせた超上級スイングです。

ただ練習しているだけでなく、体幹をしっかりさせて体幹を太くしないとできないんです。
常にそれができる迄には余程苦労したと思いますよ。しかも4日間の平均飛距離も327.8ヤードは選手でトップですから、まさに飛んで曲がらないスイングを体得したからこその優勝だったと思おいます。

まだ25歳ですから、故障しなければまだまだ勝つと思います。


はー、「体幹を太くして、腕を使わない~腕を使うを上手に組み合わせる」ですか・・・。
アマチュアが4日間も常にそのスイングをできる様にするには、どれほどトレーニングして練習しなければならないかを考えるとぞっとしますが…。

でもETGSでは、アマチュア向けのその人の体力や年齢に合わせて「最低の体幹づくり」をレッスンで取り入れています。
レッスンをしっかり受けていただければ必ず身についてきます。是非、真剣に取り組んでください。


マキロイは2歳で40ヤードボールを飛ばしたという逸話を残している天才とは言え、今回の話でかなりの努力をしてきたことが分かりました。

今回2打差で2位タイになったリッキー・ファウラーと日本の石川遼選手の3人で、その頭文字から「期待の3R」等と言われていましたが、ちょっと遼君がおいて行かれてしまった感はありますね。

次回の検討を祈りたいと思います。
 
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