国内ツアーも後半戦。賞金王争いにも拍車のかかる最高の盛り上がりを見せています。 先日のパナソニックオープンも最終日に若干20歳の川村昌弘プロが逆転でツアー初優勝。新しいスター誕生の予感がします。 これからの試合は皆さんもテレビにとどまらず、現地観戦にも行かれる方も多いことでしょう。
さて、我々も季節の良いこのシーズンではスコアもしっかりまとめて、ベストを更新と行きたいところだと思います。
プロは1打で大きく賞金が変わる訳ですから、試合中の1打1打に緊張するのは当然です。
まぁ我々アマチュアは一喜一憂こそありますが、そこまで緊張しないにしてもコンペで優勝がかかっていたらどうですか? ETGSのプロの多くはツアー経験者ですからその辺を内海プロに聞いてきました。
ツアープロが1番磨くのはショートゲームです。 「パット・イズ・マネー」と言われるぐらいですから。 グリーンだけでなくグリーン周り100Y以内でどんな風に攻めて行くか、またグリーンに乗ってからどう打つか。 将棋や囲碁と同じで3手先迄は必ず考えてます。
アマチュアの皆さんと周ると、このライはどう打つべきか、アドレスは?球の位置は?etc.
その1打ばかりを気にされます。 大切なのはここから3打以内でどう上がるかを考えているかです。
そのためにも、今回は100Y以内からのショットのポイントを幾つかお話しします。 今回は3打のまず第1打目に関してです。
まず、情報収集をしましょう。
・ボールの位置からグリーン面を観察しましょう。 ピンと左右・手前・奥の距離を確認してみてください。奥のグリーンエッジが見えなかったら、当然奥は下っている、その逆なら受けている。と考えてほぼ間違いないです。
・グラスバンカーの位置を確認しましょう。 深めのバンカーが手前にあれば、バンカーから花道に向かって下っていると考えられます。花道はグリーンの中では最も低い、逆にバンカーのエッジは高い。と考えられます。
・グリーンに上がる時は花道から上がる。 先ほど申し上げた通り、花道はグリーンの中では最も低いと考えるとグリーンのどこが一番高くなっているかを確認しやすい場所です。まずはここでグリーン全体の情報を頭にインプットしてください。
・雨の日を考える。 雨が降った時にグリーンに水が溜まりづらくするために、池やバンカー、排水溝に向かって下り傾斜になっていることが多いはずです。
このようにグリーンに上がってからではなく、その前に情報収集してください。 上がってからでは、間違った判断をしてしまうことも多々あります。 その後のパッティングにも大きく影響しますので、必ず実践してください。
ありがとうございました。
確かに私もグリーンに乗ってから、キャディさんに尋ねると正反対のコトを言われることが間々あります。
乗ってからより乗る前が大切! 何だか交通標語みたいになりましたが…。
次回はグリーンに乗ってからのポイントを伺います。
お楽しみに。
<追記> 昨日の9月30日(月)~3日(木)まで栃木のベルセルバカントリークラブでETGS「密着ラウンドレッスン合宿」が行われています。 コースマネジメントやルール、そして「Play Fast」に至るまで、ETGSのプロがしっかりレッスンさせていただきます。
また、レビューさせていただきますのでお楽しみに! |