秋晴れはなんと気持ちの良いことでしょう。 朝起きて、天気予報で「今日は秋晴れで恰好の行楽日和でしょう。」なんて言われた日がウイークディだと、何だか悔しくなったりして…。 皆さんもそんなご経験があるのではないでしょうか?
ツアーも大詰め。 これから秋のツアーは高額賞金試合が続きます。
プロたちは来年のシード権も視野に入れ、いわゆる「本気モードのガチな戦い」が見られるわけです。 楽しみですね。
さて、前回の「Play Fast!」に続いて今回もEnglishです。
表題の通り 「Hit within Swing!」 直訳すると、 「スイングの途中でヒットしなさい!」 それだけ聞くと「あたりまえ!」のことなんですが、「ボールに執着して打ちに行ってはダメですよ。」 ってことです。
江連プロは云います。 「素振りだけを見ていると、この人はシングルかな?」という人がいざボールを打つと「あらら??」っていうアマチュアが多すぎます。
素振りで良いスイングができているなら、良いショットになる素養・技術は備えているというですからボールがあっても同じスイングができればナイスショットはできるはずです。
できないのは学んだ知識をヒキダシから探そうとしてあれこれ考え始めることで上手に打とうとする意識がボールに集約してしまうからです。
コツはボールを意識せずスイングすることがベストなんですがなかなかそうもいかないでしょう。
で、アマチュアの皆さんはラウンド前の練習場で、その時の体調や状態で無理なくスイングできる許容範囲を把握することが大事です。
「このぐらいなら力まず、自然にスイングできるぞ。」を確認して、それをコースでも実践してください。 ビックリするぐらいスコアが上がっているはずです。 おそらく、物足りなさを感じてしまうと思います。 しかし、人はその日その日で体調が違います。これは一流プロでも同じです。 力まず自然に打ってその日の自分を冷静に見つめましょう。 スタート前にある傾向が出たら甘んじて受け入れて下さい。
その日、その傾向を受け入れたラウンドをすることです。
そのことが前提ですが、あえて「Hit within Swing!」のための具体的な練習方法を幾つか記しておきます。
・バックスイングをしないで長いフォローでボールを押し出す動作を繰り返してゾーンでボールを捕らえる練習をする。
・長い竹ぼうきを利用して地面を掃くことでゆったりスイングを身につける。
・ゴルフボールより大きなボールを打つことで当たらない不安を取り除いてスイングする。(これは場所が限られますけど…)
等です。
これらはあくまで「良い癖」を付けることが目的です。
ETGSでは「Hit within Swing!」をいつでも実行できるように、自然にアドレスして良い意味で素振り通りスイングができるよう日頃からレッスンしています。
自然体でできることに勝るスイングはないということです。
なるほど。 あれこれ考えなくても、そこで構えたらベストなアドレスとスイングができること。 それこそETGSが目指すゴルフなんですね。
前回の「PlayFast!」とも通じる究極のゴルフ哲学かもしれません。 |