東京の桜もあっという間に葉桜になってしまいました。 「儚い」は桜のためにある言葉の様な気がします。
今季の男子メジャー初戦「マスターズ」はサドンデスプレーオフでの決着となり、バッバ・ワトソンが初のメジャータイトルを獲得しました。敗れての2位には2番ホールでアルバトロスをとった南アフリカのルイ・ウーストハイゼンという結果でありました。 何ともメジャー初戦としてはエキサイティングな内容だったと思います。 遼君は予選落ち。惜しかったですね。私が見ているとツキにも見放されていたようなそんな感じでした。 帰国後の婚約発表には驚きましたが、おめでたいことですのでそれを糧に今期の成績もより上を目指して頑張ってほしいです。 また松山君は昨年のベストアマに続いて今年もいけるなぁと思っていたのですが最終ホールの2打目の大きくピンハイにつけたあのショットが惜しかった。 ただアマチュアでありながら、日本人唯一の予選突破は立派です。堂々のプレーだったと思います。我々アマチュアの星です。(レベルはかなり違いますが・・・) 必ずプロになるでしょうから、ツアーでのプロ達との熱戦を期待しましょう。
さて、今回はスイング中の体重移動についてです。 バックスイングでスエェイせず右にしっかり乗って、フィニッシュでは、左の壁を意識しつつ左足にしっかり体重が乗っている上体を作る。
ハイ、分かっています。 しかし、いざスイングにになると余計な力が腕に入って右に体重が残った「明治の大砲」になっているケースが多いのがアマチュアです。 良い練習方法はないものかと伊丹プロに聴いてきました。
伊丹プロ 簡単に言えば日頃の意識として腕に力を入れる意識を減らして右から左へのボディーターンをしっかり憶えるドリルを繰り返すことです。 癖にしてしまえば、必要以上の意識やプレッシャーなく下半身リードのボディターンが上手にできるようになります。 今回は良いドリルを紹介しましょう。
・一本足打法で打つ練習 色々な練習方法が紹介されていますが、今回は最も効率的で誰でも簡単にできる一本足打法で打つ練習を紹介しましょう。 メジャーリーガー マリナーズのイチロー選手が取り入れていた「振り子打法」を思い出してください。 やり方は簡単です。
左足を少し浮かせてバックスイング時に右方向に一度戻すように足を振ります。そこから左足をアドレスの場所に踏み込んでスイングするだけです。
下半身の動きに気を取られることで腕に余計な力を入れることを良い意味で忘れ、自然とタメもつくれます。 この時注意いただきたいのは、顎を引いて胸を下に向けたまま振ることを意識してください。 簡単ですので是非、練習場で試してください。
横田プロからのプラス助言です。 腕の重さは普通の男性で体重の約25%ということを御存じですか? 70㎏の人なら17㎏程度になります。 この重さを50g程度のボールに重力に任せてぶつけるだけでも、どれぐらいのパワーが伝わるかがわかるでしょう。 それを理解しておけば腕を無理に振ってボールを飛ばそうという意識が抑えられると思います。
私も色々とレッスン書を読みましたが、伊丹プロの練習方法が一番簡単そうです。 横田プロの腕の重さは初耳でした。 これを知っていればまず重力利用打法でどれぐらい飛ぶかの確認で、疲れた時の番手選びが楽になりそうです。
<結論> ・一本足打法で ・重力に任せた腕のダウンスイングを行い ・7番アイアンで何ヤード飛ばせるのか を練習場で確認しておけば安心
ということです。
是非、トライアルしてみてください。 |