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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第52回
リズムとテンポの話し 2
2011年のツアーも終了し、日本では男子がべ・サンムン、女子は2年連続でアン・ソンジュがそれぞれ賞金王に輝き、どちらも韓国勢に持っていかれました。注目の石川遼プロは優勝こそなかったものの賞金ランキングは3位。シーズン前の公約通り今年の獲得賞金全額+10万円/1バーディの合計約1億3千万円を義援金にとして寄付しました。
20歳という若さでなかなかできることじゃないですよね。
立派です。


さて、前回はショットに入るまでのプレショットルーティーンについてお話ししましたが、今回はショットを終えた後のポストショットルーティーンについてお話します。
皆さんはショット後の動作をどこまで気にしていますか?

ショットの後の行為は同組で回るメンバーに以外とみられているんです。
ボールの行方が気になるあまり、飛んだ方向ばかり見ていませんか?
OBやハザード方向に飛んでしまった時大声をだしたり、地面にクラブをたたきつけたりetc.

すいません、私にも身に覚えがあります。

行方を気にするのはプロもアマチュアも一緒だとは思いますが、その時の所作が違うんですね。

内海プロに聞くと今はあまり意識していないそうです。
プロはプレショットルーティーンからポストショットルーティーンまで全ての動作は一連の流れとして自分でつくりあがっているからです。


但し、アマチュアは努めてポストショットルーティーンまでを意識することが大切だと言われました。

そのことでリズムとテンポが確立できて結果良いショットが生まれるということです。

では、具体的にどんな動作/行為を意識すれば良いかを聞いてきましたので、伝授しますね。

・ショットを終えたら努めてフィニッシュをとりましょう。
3秒間は止まっているように。(ゴルフの3秒ルールを意識してください)

・その後、クラブを胸の前に戻して、ボールの行方を見届けます。

・テーショットの場合は、ちらっとティーアップした地点を見てさっとティーを拾います。

・ショットに失敗しても感情をむき出しにせずにさっと歩き出しましょう。

ここからは上級編

・フィニッシュをとったら肩の位置から左手の親指と人差し指を上手に使ってクラブシャフトをくるっと回してヘッドまで斜め下に落とします。

・その後、刀を鞘に納めるようにして腰の位置まで持ってきます。

・ボールの行方を見た後、ティーは拾いません。


最後のティーを拾わないっていうのがわからなかったので訊ねると・・・

プロはショット後瞬間的にそのショットの反省をし、次のショットを考えているんです。その思考回路を途絶えさせないため、どこに飛んだかわからないティーを探して拾うという行為は邪魔になってしまうんです。

とのこと。

はー、しっかしプロってすごいんですね。

ティーグラウンドでいつまでもティーを探しているアマチュアプレーヤーを見かけます。「もったいない」という気持ちは良く分かります。
最近は色んな種類のティーが売られていてそこそこしますものね。

だったらティーを飛ばさない様に打つ練習をして、残ったティーを拾う行為までをポストショットルーティーンにすれば良いんじゃないですか?
と言われました。

それはそれで難しいですが…。

そういえばイギリスの女子プロ ローラ・デービスは土を盛ったり、芝を寄せたりしてティーの代わりにしているのを見たことがあります。
これももしかしたら、拾う手間を省くためなのかもしれませんね。

いずれにせよ、前回と今回のお話は
ショットをする行為を一連の流れとして自身の身体に憶えこませ、常に実行することで自分なりのリズムとテンポを作り上げることが重要だ、ということでご参考になさってください。
まずは、自分のリスペクトするプロのプレショットルーティーンからポストショットルーティーンまでを真似することから始めてはいかがでしょうか?
格好から入る上達方法もあると思います。


さて、今年は3.11の震災で日本にとって忘れられない年になりました。
改めて被害にあわれた皆様、関係者の方々に哀悼の意を表します。

まだまだ復興には時間がかかりそうですが、残った私たちはやれることからするという意識が必要だと思います。
来年は良い年になる様に祈願しながら今年最後のご挨拶とさせていただきます。

次回の更新は2012年1月4日となります。

ETGSは1月5日から通常営業です。

どうぞ皆様良いお年をお迎えください。
 
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