Home > アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き > 連載記事
 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
pagetop
第26回
思い込みと現実のギャップ(5)
本当に寒くなりましたね。最近は朝、布団から出るのがおっくうになります。
寒かろうと、暑かろうと一生懸命トレーニングに参加しているETGSのジュニア諸君を見習わないといけないですね。

さてさて、5回にわたってレポートしてきた「思い込みと現実のギャップ」も今回で最終回となります。
今回はちょっと高度なお話し「フライヤー」についてです。

内海プロは言います。
ラフから打ったから”フライヤー”してグリーンオーバーしちゃった。
とお嘆きのアマチュアがいますが、多くの場合はフライヤーしてオーバーしたのではなく、ただのトップだったりしているんです。

そもそも、フライヤーとはラフから打った時、芝がヘッドとボールの間に挟まり本来のスピンがかからず、使ったクラブの通常の距離以上に飛んでしまう事を言うのですが、ラフから打てば、全ての人がフライヤーするわけではありません。とのこと。
基本的に、ヘッドスピードによってフライヤーになるクラブの番手が決まるということです。クラブヘッドスピートの早い人と遅い人では、フライヤーになるクラブ番手が変わってきます。
ラフの長さにも影響されますが、ラフの長さを一律とするならば、非力な人はショートアイアンで普通にスイングすればフライヤーしやすくなりますが、ミドルアイアンより長いクラブを持った場合はネックが草に絡みつき、ヘッドがかぶってドローからひっかけの可能性も出てしまいます。方向性が悪くなるばかりか、球が上がらず飛距離が出なくなるわけです。

はい、その通り。
私はこっちの方が多いです。

アイアンのヘッドスピードでいうと普通にスイングして43m/secぐらいを目安にして、それより早いヘッドスピードある人はミドルアイアンくらいまではフライヤーすると考えていいでしょう。
フライヤーするかどうかは使うクラブの番手やヘッドスピード、もちろんその人のスキルによって異なるんです。

なるほど。では43m/sec以上の人がフライヤーを気にしなくてはいけないライの目安は?と聞くと

1/4球が芝に隠れいているぐらいが、一番フライヤーしやすいです。
我々プロはバックスピンを計算して打っているので、時にはバンカーより難しくなることもあります。
フェアウェイウッドやユーティリティでもフライヤーは起こります。また、芝が濡れている時も球とクラブフェースの間に水が入ってフライヤーが起こることがあります。
その時の様々な状況を確認してフライヤーを考慮するかどうかを決めて打っているんです。それほど複雑なコトなんです。

そうだったのですね。要素がたくさんありすぎて私には克服できそうもありません、と白旗をあげると

ですから、アマチュアの皆さんはまず悪い状況から良い状況に脱出できる自信の持てるクラブを選択することが大事です。
かなり多くのラウンドを積んでいるプロでさえ1打、1打の状況判断を確実にすることは難しいのですから。
と言われました。

要するに、無理は禁物、状況を今の自分の実力と経験値にマージさせて対応することがスコアアップに繋がるということです。

いやー、しかしゴルフは深いです。さらにプロは凄いです。
改めて思い知らされました。

さて、5回にわたっておおくりした「思い込みと現実のギャップ」ですがいかがでしたか?

皆さんのスコアアップに少しでもお役に立っていれば幸いです。
 
ページトップへ
 
前のページへ戻る