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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第24回
思い込みと現実のギャップ(3)
今年は夏が暑すぎた分、涼しい時のゴルフは最高だと、10/7の第13回コンペ取材でも思いました。
ただ「雨」はやっぱり嫌ですね。秋は梅雨時期と並んで雨が多く、今年は遅まきの台風も心配されるようですので皆様もプレーの際は十分ご注意くださいませ。

さて、今回の思い込みと現実のギャップはアプローチに関してです。

アプローチの勘違いに関して語り出すと、各プロから話題がたくさんありすぎて困ると言われたので、今回はアドレス時のボール位置に限ってお話します。
今回のエピソードは伊丹プロからいただきました。

レッスンでピッチエンドランを指導している際、皆さんが行うのは転がす距離が長ければ長いほど
●ロフトの立った番手を選ぶ
●同じ番手なら右足よりにボールをセットして手首の角度を変えずに、上から打ち込む。etc.

夏のショートゲーム合宿レポートの際も触れましたが、アプローチは奥が深く、中々頭で覚えることはできません。基本は身体が反応する仕組みを作っておける様に経験を積むことが大事なんだと思うのですが、我々アマチュアにとってはなかなかそうも行きません。
そこでいろいろ思い違いが生まれてきます。

例えば、
●アドレスのセンターにボールを置いてみてください。
→多くのアマチュアが左足よりになります。

●右足寄りにボール2個分移動してみてください。
→これでやっとセンターです。

これをビデオや写真に撮って見せるとほとんどの皆さんが、
「何で?」と仰るそうです。これは、スタンスの開き(オープンスタンスの勘違い)と身体の開きとの相関関係にあるようです。

オープンスタンスは肩 腰 アドレスをスクエアに構えて左足だけ少し引いて構えるのが基本です。
オープンにするというのはスイング中の身体の回転を助けるためにするコトを言うのですが、その際、肩や腰も全部開いてしまう方が多いようです。そうすると、ボールの位置が本来打ちたい球筋の位置より左に左に移動するようです。
それに気付かずボールを打つから、思い通りの球筋にならず、スピンがかかりすぎて寄るものも寄らない悲しい結末になります。

このような勘違いから起こる原因のもう一つにボールと身体の距離があります。ほとんどのアマチュアはボールと身体の距離が離れすぎています。
例えば10Y以内のアプローチはボールとつま先までの距離は靴1足分以内で打ってみてください。と言われました。
確かにこれだけ近いとバックスイングもままならないし、距離も出ずクラブヘッドを出した方向へボールは転がって行きます。

伊丹プロは言います。
その人の背の高さや腕の長さにも依りますが、近い位置でアドレスした際、必ずグリップを持たねばならないという規則はありません。
シャフト部分を持つことで、然るべき位置にボールを据えることができるなら、そうした方がより安定します。
ということでした。

なるほど、これも先入観からくる悪いNGですね。

皆さんも、まずは正確なボール位置に置けるように練習場の鏡やビデオを利用すると同時に、それに合わせてグリップのどこを持てば良いかをチェックしてみてください。
「それだけ」でアプローチが優しくなるかも知れません。

もう一つ面白い話を聞けました。
アプローチとパターには打つ前にその人が醸し出す「雰囲気」と言うのがあるんです。
アマチュアの皆さんでも、他の人のアドレスを見ていて「あっ、このアプローチ寄りそうだな」と思ったら不思議と寄っていることがあると思います。
それを作り出せるようになったらテクニックを凌駕したショートゲームが完成するということです。

皆さん究極は「雰囲気」づくりだったんです!
って言われてもどうやったらできるのでしょうね???

「それだけで」と言いきったら、きっとまた伊丹プロに怒られそうですが・・・。
 
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